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光紙芝居では、現在までに55話の紙芝居を作成しました。
これからも皆様に愛される紙芝居を上演していきます。
新作【NO.55】 しっちょるけどしらんで 知らんけど知っちょる「紙芝居」 はこちら⇒
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【NO.1】たさあさあの茶店 |
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(塩田地域-石城山) 文/谷千寿子 絵/田中義雄 |
聖山と言われた石城山に里人が住むことは許されなかったのですが、毎月1日と15日には山に入ることができ、大勢の人でにぎわいました。
このにぎわいに目を付けた「たさあさあ夫婦」が仁王門の横で茶店を始めました。
夜になると、なにやら怪しいものがやってきて、うるさくて眠れません。
さて、その正体は?
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【NO.2】夜泣き石 |
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(塩田地域-石城山) 文/谷千寿子 絵/田中義雄 |
石城山に住む判官(はんがん)さまに思いを寄せていた娘は、ついに、お目にかかることができたのですが、判官さまの優しさを胸に秘めたまま、帰らぬ人となりました。
その後、山に娘の顔に似た岩が現れ、人々は「夜泣き石」と呼んだと言われています。
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【NO.3】丁目のお地蔵様 |
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(塩田地域-石城山) 文/谷千寿子 絵/田中義雄 |
石城山には、薬草を育て、薬にしてくれる「薬坊」という小さな寺がありました。
その薬がよく効くというので、里人は薬を求めて石城山に登ったのですが、道に迷う者が多く、幼子たちが途中で亡くなっていました。
里人が道に迷わないように、また、その子たちの供養のためにと、丁目ごとにお地蔵様を立てたというお話です。
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【NO.4】山姥の涙 |
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(塩田地域-石城山) 文/谷千寿子 絵/田中義雄 |
石城山には、願い事を叶えてくれるという心の優しい山姥が住んでいました。
ところが、ある年のこと、里人が祭りに使うために、山姥から借りた皿を1枚壊してしまいました。
山姥は涙を流されたのですが、さて、その涙のわけとは?
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【NO.5】石城の小天狗 |
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(塩田地域-石城山) 文/谷千寿子 絵/田中義雄 |
石城山には、この地方の領土や人々を守る役目をもつ「石城判官」が住んでいました。
その息子に「石城の小天狗」と呼ばれている力持ちの若様がいました。
剣術と学問を学び、やがて石城判官となったという英雄伝です。
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【NO.6】判官の一荷石 |
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(塩田地域-石城山) 文/谷千寿子 絵/田中義雄 |
ある時、里人が石城山に薬を分けてもらいにやってきたのですが、途中で大きな一荷石(いっかいし。※2つの石という意味)が道をふさいでいました。
里人から助けを求められた石城判官は、ヒョイと石を動かしました。
判官(はんがん)は、人々の暮らしを守り、人々から敬われたと言われています。
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【NO.7】番舎の番人 |
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(塩田地域-石城山) 文/谷千寿子 絵/田中義雄 |
石城山の八合目を鉢巻状に取り巻いている「神籠石(こうごいし)」と呼ばれる列石は、海からも運んできました。
石城山の登山口に船着場があり、そこがよく見えるところに番舎があって、仲の良い夫婦が見張り番をしていました。
やがて二人が亡くなり、夫婦岩となって、今もその場所に、仲良く並んでいるというお話です。
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【NO.8】石城大師 |
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(塩田地域-石城山) 文/谷千寿子 絵/田中義雄 |
その昔、弘法大師は、石城山に1寺(神護寺)18坊(小さな寺)を開きました。
明治維新になって、神護寺は石城大師といっしょに平生の大野の地に移されたのですが、石城山に帰りたいという石城大師のお告げにより、お堂を建てて、村人みんなでお大師様をお迎えしたというお話です。
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【NO.9】月の夜に走る龍 |
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(塩田地域-石城山) 文/谷千寿子 絵/田中義雄 |
長い間雨が降らず、田んぼの稲が枯れそうになり、里人の間で水けんかが始まりました。
石城の判官様にお願いに行くと、月の夜にみんなでお祈りすれば、山に龍が走り出し、雨が降ると言われました。
それから3日目の夜、月がこうこうと山を照らし始めました。
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【NO.10】おぬかれごすん |
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(塩田地域-石城山) 文/谷千寿子 絵/田中義雄 |
二人の姫を嫁にもらったニニギの尊(みこと)が、一人の姫だけでなく、もう一人の姫のところにも通うためにとった方策が、後に祭りの神事になったというお話です。
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【NO.11】永代橋の河童 |
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(周防地域) 文・絵/末岡美由紀 |
周防村にかん太という釣りの上手な腕白坊主がいました。
ある日のこと、永代橋の近くで、いつものように夕方遅くまで釣っていると、川の中から「置いてけー、置いてけー」という声が…。「河童がでた〜!」かん太は一目散に逃げ出しました。
次の朝、かん太が川に行ってみると…。
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【NO.12】五坊山の仁王さあ |
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(光井地域) 文・絵/末岡美由紀 |
光井の五坊山に、大きな大きな仁王さあが住みつきました。
村人はとても恐れたのですが、仁王さあは、村にたくさんの恵みをもたらし、大きな足跡を残して、九州の国東から火の国へ行ってしまったというお話です。
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【NO.13】鬼彦ばなし |
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(島田地域) 文・絵/伊藤京子ほか |
体ばかり大きくて力の弱い男が、紀州熊野へと修行に向かいました。
やがて、鬼のような力持ちになり島田村に帰ってきて、村人を助けたという島田に伝わる昔話です。
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【NO.14】火事よけ明神 |
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(室積地域-牛島) 文・絵/伊藤京子ほか |
昔、牛島で、男が田の仕事を終え、牛の体を海で洗って家に連れて帰ろうとしたのですが、牛はなかなか帰ろうとせず、その夜、牛小屋が火事になり牛は死んでしまいました。
それから数年後、空に牛の形をした黒雲が現れたのです。
男は、「今夜、島に火事がおきると死んだわしの牛が知らせにきてくれた。」と叫んで廻ったのですが…。
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【NO.15】あわてもんの杵崎まいり |
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(室積地域) 文/山本洋子 絵/伊藤京子 |
室積の杵崎さまのお祭りに柳井の伊陸(いかち)から一人の男がお参りに行くのですが、次々と失敗談が繰り広げられます。
最後に「おち」までついて大笑いです。
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【NO.16】冠天神 |
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(光井地域) 文/畑岡安枝 絵/末岡美由紀 |
菅原道真公が太宰府に行く途中、戸仲の沖でシケに遭い、道真公を泊めた神太夫は道真公から冠を授かりました。
道真公が亡くなった後、神太夫の長男「太郎次」の夢枕に道真公が立ち、太郎次は不思議な夢を見ました。
冠天満宮の由来のお話です。
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【NO.17】普賢菩薩さま |
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(室積地域) 文・絵/伊藤京子 |
海の守り本尊として普賢寺に祀られている普賢菩薩。
この菩薩さまはどうやって室積の地に来られたのでしょうか。
その由来にまつわる話です。
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【NO.18】金の鶏 |
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(岩田地域) 文・絵/伊藤京子 |
不運続きの岩戸村(現在の岩田)に金の鶏が飛んできて、村に幸運をもたらしたのですが、二度と再び姿を現すことはありませんでした。
ところが、この金の鶏の鳴き声を大晦日に聞いたら、億万長者になれるとか?
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【NO.19】牛島の牛鬼 |
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(室積地域-牛島) 文/山本洋子 絵/末岡美由紀 |
牛島には、体は牛で頭が鬼の「牛鬼」という怪物が住みつきました。
ちょうど、そこに兄弟の侍が流れ着き、牛鬼を退治しようとするのですが、とてもかないません。
そこで、弓の名人の兄弟を訪ねて三輪村へ…。
はたして牛鬼を倒すことができるのでしょうか。
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【NO.20】ふしぎな山鉾 |
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(三輪地域) 文・絵/伊藤京子 |
三輪の灯芯売りの親子が山口に灯芯を売りに行ったところ、ちょうど町は祭りの前日でした。
ところが祭りに使う山鉾が動かなくなったと大騒動。
さて、その結果は…。
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【NO.21】夕日観音 |
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(束荷地域) 文・絵/伊藤京子 |
昔、周防灘で漁師たちが激しい嵐にあいました。
船長は一心不乱に祈りました。
その時、向うの大岩から一筋の光が!
漁師たちは助かり、光の見えた方角に大岩を捜しに行きました。
すると、そこにはまぶしいばかりの観音様が現れたのです。
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【NO.22】鵜攻めの城 |
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(浅江地域) 文/山本洋子 絵/末岡美由紀 |
戦国時代、争いに敗れた残党が落ち延びてきて、浅江の城山(じょうやま)に砦を築きました。
ところが、みんなが寝静まったある夜のこと、騒がしい音が聞こえてきました。
侍たちは、鵜が騒ぐのを敵が攻めてきたと思い込み、自ら命を絶ってしまったのです。
命の大切さを伝える、悲しいお話です。
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【NO.23】顔なし地蔵 |
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(塩田地域) 文・絵/伊藤京子 |
石城山のふもとの塩田村に通じる小坂峠に、道しるべとして座っておられる「顔なし地蔵」。
その名前の由来にまつわる、ちょっとこわ〜いお話です。
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【NO.24】林利助物語 |
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(束荷地域) 文・絵/伊藤京子 |
かの有名な初代内閣総理大臣伊藤博文は、光市で生まれ幼少期を過ごし、子どもの頃は林利助といいました。
後に、歴史に残る大人物になった素地はどこに?
子どもの頃のエピソードが繰り広げられます。
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【NO.25】雨桑の石仏 |
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(岩田地域) 文・絵/伊藤京子 |
岩田村の雨桑というところに住む一人の百姓が、田のあぜで一休みしていました。
ところが立ち上がろうとすると動けません。
村人が駆けつけて足の下を掘ってみたら、なんと、石が光っています。
それは、大内のお殿様が夢にみた三体の観音様だったのです。
雨桑観音にまつわる不思議な不思議なお話です
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【NO.26】小野小町 |
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(周防地域) 文・絵/福永千恵 |
小野小町についてのお話は全国にありますが、光市にも小町にまつわる話が伝えられています。
世界三大美女の一人とも言われた小町にも、やがて老いがくるという、あっと驚きのシーンがこの紙芝居の見どころ。
年老いた小町は、隠居しようと旅に出たのですが、小周防というところで倒れてしまいました。
村人たちは手厚く看病したのですが…。
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【NO.27】うなぎの穴 |
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(束荷地域) 文・絵/伊藤京子 |
ある年のこと、束荷の百姓たちは、雨が降らないので困っていました。
豊後まで続いているという「うなぎの穴」をみずきの竿でつつくと、雨が降ると昔から言われています。
百姓たちは、言い伝えどおり祝詞をあげて穴をつつきました。
すると雨が降りだしたのです。
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【NO.28】瀬戸の不動尊 |
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(塩田地域) 文・絵/伊藤京子 |
塩田川の上流、相帰り付近では、夜になるときつねが出て、通る人を化かし困らせていたのですが、その化かし合いがおもしろい。
困り果てた村人は、いたずらぎつねを封じるために、不動尊を建てました。
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【NO.29】乙女たちの光空襲 |
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(光井地域) 文/山本洋子 絵/伊藤京子 |
昭和20年8月14日、終戦の前日、光海軍工廠は空襲を受け738人の尊い命が失われました。
そのうち133人が若い動員学徒たちでした。
この話は、空襲の中、懸命に生き抜いた女学生たちの物語です。
体験者の話をもとに、平和の願いを込めて制作しました。
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【NO.30】島田川の大蛇 |
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(三井地域) 文・絵/末岡美由紀 |
島田川の流れる三井村には、昔から大蛇が住みつき、人々を困らせていました。
そこへ、旅のお坊さんがやってきて、みんなで千部経を唱えました。
大蛇はいなくなり、大蛇がいたところには、なんと温かい水が…。
それが、後に三島温泉になったとも言われています。
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【NO.31】ふるさとの駅 |
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(光市) 文・絵/末岡美由紀 |
ひかり君がお母さんと一緒に岩田駅から電車に乗って室積のおじいちゃんの所へ行くという創作紙芝居です。
途中で、山姥やかっぱなど、光紙芝居に登場してくる動物たちが乗ってきます。
車窓から綺麗な風景が見えます。
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【NO.32】タコと茂平 |
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(室積地域-牛島) 文/山本洋子 絵/末岡美由紀 |
牛島は、昔からタコなど海の幸に恵まれ、豊かな漁場でした。
ある日、タコの親子が遊んでいると、茂平というタコ取りの名人がやってきました。海岸で毎日1本ずつ親ダコの足を切り取り、最後の1本になった日のこと、ついに親ダコは怒ります。
さあ、親ダコはどうなるのでしょうか?
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【NO.33】早長の伝説 |
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(室積地域) 文・絵/末岡美由紀 |
室町時代のこと、二人の漁師が、ある夜、室積の沖に不思議な光を見ました。
早速、次の朝、船を出し網を下ろし、引き上げたのは…なんと神様でした。
その後、村の神様として祀られ、早長八幡宮となりました。
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【NO.34】早長の秋まつり |
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(室積地域) 文・絵/末岡美由紀 |
早長八幡宮の秋まつりをロール紙芝居でご覧いただけます。
この祭りは、お宮の境内に並んでいるものが山車行列となって練り歩きます。
「エンヤ!エンヤ!」の掛け声と唄に合わせて、次々と繰り広げられるお祭りをお楽しみください。
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【NO.35】海に落ちた金山彦 |
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(光井地域) 文・絵/末岡美由紀 |
光井の五坊山にあった大きな岩の割れ目は、いつも光っていました。
一人の男が大岩を叩くと「金山彦」という金の神様が飛び出したのです。
この神様は村にたくさんの恵みを残したのですが、ある日、大岩の上から大水無瀬島と小水無瀬島をめがけてピョ〜ン。さあ、その結末は?
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【NO.36】獅子の穴 |
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(塩田地域-石城山) 文/谷千寿子 絵/田中義雄 |
神護寺の小僧さんが自分勝手なことをして、和尚さんに叱られた。小僧さんは裏山に洞穴を掘って、その中で反省した。さて、涙で彫った獅子とは・・・。
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【NO.37】魚ヶ縁の道作り |
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(浅江地域) 文/山本洋子 絵/上田博幸 |
光市と下松市の境になる魚が縁は、昔は、通るのにそれは難儀な所でした。江戸時代の終わり、浅江村の庄屋田村権十郎が一大決心をし、道を作ろうと役人に掛けあったのですが、断られました。諦めかけていたところに、一人の百姓が現れ、村人たちの協力もあって、りっぱな道ができたのです。
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【NO.38】「悠久の碑」の前に |
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(光井地域) 文/山本洋子 絵/末岡美由紀 |
光空襲を題材にした紙芝居の2作目。今回は、当時、光井国民学校高等科の生徒だったった方の体験をもとに制作しました。空襲で、高等科1年生6人が亡くなり、学友たちが平和への祈りをこめて、「悠久の碑」を建て、毎年慰霊祭をやっています。戦争体験をおじいちゃんが孫たちに聞かせながら、平和の尊さ・ありがたさを語ります。
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【NO.39】十蔵と琴子の願い |
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(束荷地域) 文/田中満喜 絵/末岡美由紀 |
なかなか子宝に恵まれなかった十蔵と琴子に、ようやく子どもが授かりました。その子は、後の初代内閣総理大臣伊藤博文。一つの命の誕生物語です。
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【NO.40】九ノ辻伝説 |
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(室積地域) 文/山本洋子 絵/中島和子 |
貧しさゆえに盗みを働いた娘が、一人の男にひどい仕打ちを受け、無惨な死を遂げました。ある日、娘は男の前に幽霊となって現れます…。室積の九ノ辻に伝わるこわ〜いこわ〜いお話です。
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【NO.41】ひかキョン登場! |
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(光市)創作観光紙芝居 文・絵/光紙芝居 |
光市観光協会のイメージキャラクター“ひかキョン”の誕生秘話です。まつ雄さんとウメ子さんの電撃的な出会いから、ひかキョンは生まれました。ひかキョンクイズも一緒にお楽しみください。
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【NO.42】ニジガハマギク |
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(浅江地域) 文/山本洋子 絵/中島和子 |
光市の地名のついた唯一の花「ニジガハマギク」。名前の由来について、虹ちゃんと浜ちゃんが教えてくれます。一時、花が少なくなっていったのですが、地域の人や浅江小学校の子どもたちによって、今またよみがえろうとしています。「みんなー、見に来てくださいね〜。」
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【NO.43】たつの子 だれの子 うちの子じゃ |
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(三輪地域) 文・絵/末岡美由紀 |
子どもに恵まれなかった夫婦に、たつの子が授かりました。やがて、りっぱ青年になったたつ吉は、ある日、友だちにしっぽを見られてしまいました。「おれはここの子じゃ。」涙が雨となり、川があふれました。次の朝、川の水が引きたつ吉は辰となって空へと消えていったのです。三輪の辰岩にまつわる話を題材にした創作民話です。
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【NO.44】平家のお澄みさま |
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(室積地域) 文/山本洋子・絵/中島和子 |
平安時代の終わり、源氏との戦いに敗れた平家は西へ逃れて行きました。その途中、平清盛の弟経盛の船が、室積の船戸に立ち寄りました。経盛は、娘のお澄を家来とともに下船させ、平家が滅びた後、お澄さまは、室積に留まり、村人のために尽くしました。お澄さまの霊と平家の守り本尊である幸徳稲荷は、室積の地に祀られ、今も人々がお参りしています。
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【NO.45】御手洗の灯り |
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(室積地域) 文/田村和代・絵/末岡美由紀 |
江戸時代の始め、米や産物を載せた船が江戸や大阪へ行く途中、室積の御手洗湾に立ち寄ったのですが、海が荒れると多くの船が転覆しました。松村屋次郎左衛門は、燈籠堂を建てて欲しいと役所に願い出ましたが、断られ、息子の亀松が、父の遺志を継いで、村人と一緒に燈籠堂を建てたのです。その後、たくさんの船が港に出入りし、室積は栄えていきました。
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【NO.46】銀のかんざし |
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(室積地域) 文/山本洋子・絵/末岡美由紀 |
明治の初め、一人の娘が、室積村に小学校を建てるための資金にして欲しいと母の形見の「銀のかんざし」を差し出しました。この行いが、人々の心を動かし次々と寄付が集まり、室積小学校が建てられました。この美談は、後に室積小学校の校庭に、「徳不孤(徳は孤ならず)」と刻まれた石碑が建てられ、今に伝えられています。
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【NO.47】 「回天」光基地 |
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(室積地域) 文/山本洋子・絵/末岡美由紀 |
太平洋戦争末期、二人の青年士官が、人間魚雷「回天」を考案し、光にも、回天の基地が作られました。関係者の証言や元隊員の手記をもとに、生還した一人の隊員をモデルに、出撃するまでの心の揺れを追いました。私たちは、60数年前、己の命をかけて、愛する家族を、愛する祖国を守ろうとした若者がいたことを決して忘れてはいけません。
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【NO.48】光の恵み おいしい笑顔【やさい編】 |
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(光市) 文/田中満喜・絵/中島和子 |
「春・夏・秋・冬」元気な光の野菜たちが登場します。さあ、いくつ野菜の名前が言えるかな?歌も入って楽しい参加型食育紙芝居です。
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【NO.49】光の恵み おいしい笑顔【さかな編】 |
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(光市) 文/田中満喜・絵/中島和子 |
やさい編に続いて、さかな編ができました。「春・夏・秋・冬」元気な光の魚たちが登場します。さあ、いくつ魚の名前が言えるかな?歌も入って楽しい参加型食育紙芝居です。
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【NO.50】耳がみさま |
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(塩田地域) 文/伊藤京子・絵/伊藤京子ほか |
塩田字上城の安寧山中腹にある大岩は、往古から『耳神さま』として祀られています。なんでもお参りすると耳の病が良くなるそうな。
ある狸の親子も耳が良くなるよう、お参りに出かけます・・・
今でもお礼参りのカワラケ(土器)がお社の傍に山と積まれています。
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【NO.51】むろづみエンヤ |
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(室積地域) 文・絵/さかいさやか |
「むろづみエンヤ」とは、毎年10月、光市室積早長(はやおさ)八幡宮秋まつりの山車巡幸(だしじゅんこう)行事のこと。今から350年前の江戸前期に始まりました。「エンヤ!エンヤ!」の掛け声で若衆(わかいし)が山車と踊山(おどりやま)を曳き廻します。
地域の宝である子どもたちを乗せて、勇ましく「まちを駆ける神社」。祭りに出かけた姉妹が出会った人々も、今日はなんだか特別に見えてきます。 |
【NO.52】ひかるひかる光る海 |
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(光市)創作観光紙芝居 文・絵/光紙芝居 |
光市観光協会のイメージキャラクター“ひかキョン”シリーズ第2弾。
山口県で創業66年を誇る三笠産業株式会社さんとのコラボで実現した、光紙芝居初の「光る」紙芝居です。ひかキョンが訪れた夜の虹ケ浜海岸は、なぜか銀色に輝いていますが、その理由は・・・? 豊かな光市の海を題材にした作品。ブラックライトで浮き上がる、美しく幻想的な海岸にご注目!
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【NO.53】ひかキョンと梅まつり |
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(光市)創作観光紙芝居 文・絵/さかいさやか |
光市観光協会のイメージキャラクター“ひかキョン”シリーズ第3弾。
冠梅園は、約100種、2,000本の梅が咲き乱れる山口県NO.1の梅園です。さて今年も梅の季節がやってきました。こたつでぬくぬくしていたひかキョンも、友達に誘われて梅まつりに出かけます。
やわらかなタッチで描かれた梅と海のきらめきも楽しめる作品です。 |
【NO.54】むかでのおつかい |
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(山口県東部に伝わる小咄) 再話/山本洋子・絵/保見理恵 |
みんながよく知っている「むかでのおつかい」山口県東部に伝わる小咄を再話して光紙芝居オリジナルバージョンに仕上げました。ポスターカラーの鮮やかな色調で、ありやムカデが生き生きと描かれています。
お菓子を届けたいありさん。さて、誰にお使いを頼みましょう?
未就学児や小学校低学年向きの作品です。
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【NO.55】しっちょるけどしらんで 知らんけど知っちょる「紙芝居」 |
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(紙芝居発祥と歴史の話) 文・絵/末岡美由紀 |
古来より、日本には「絵解き」といって絵を見せながら物語を語って聞かせる伝統がありました。さあ、紙芝居はいつの時代から今の形になったのでしようか。
『源氏物語』にも、女房が姫君たちに絵巻を見せながら語る場面が出てきます。以外に知っているようで知らない紙芝居の歴史。驚くべき事も…。
皆さんが身近に見ていた紙芝居。それからどうした、どうした」と参加型で楽しく語ります。 |
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